施工事例

桑名市にて瓦面戸漆喰工事

2025.10.18

いつもご覧頂き、ありがとうございます。
今回は屋根点検に伺い、仕事のご依頼をいただき
本日工事完了した物件です。

統的な瓦屋根のメンテナンス:瓦面戸の漆喰補修と棟瓦のビス止めへの交換について

お住まいの屋根は、建物の外観を美しく保つだけでなく、住まいの耐久性にとっても非常に重要な役割を果たしています。特に日本の伝統的な瓦屋根は、その美しさと機能性を長く保つために、定期的なメンテナンスが欠かせません。今回は、瓦屋根の中でも「瓦面戸の漆喰補修」と「棟瓦の釘打ちをビス止めに交換する作業」について詳しく解説します。


1. 瓦面戸の漆喰補修の重要性

瓦面戸(かわづめ)の漆喰は、瓦の隙間や接合部分を埋めるために使われています。これにより雨水の侵入を防ぎ、瓦の固定も安定します。しかし、長年の風雨や紫外線、または地震などの自然災害によって、漆喰は徐々に劣化してしまいます。

漆喰のひび割れや剥がれは、雨水の侵入を許す原因となり、下地の木材や建物の構造体にダメージを与える可能性があります。そのため、定期的に漆喰の補修を行うことが、屋根の長寿命化には欠かせません。


2. 漆喰補修の手順とポイント

(1) 状況調査

補修を始める前に、瓦面戸の状態を丁寧に調査します。ひび割れや剥がれ、欠損部分を特定し、必要な修理範囲を把握します。

(2) 下地の清掃

既存の漆喰や汚れ、ほこりを丁寧に除去します。清潔な下地が、漆喰の付着性を高めるポイントです。

(3) 下地調整

必要に応じて、劣化した部分の瓦や下地を補修します。木材の腐食や割れは修復し、新しい漆喰の密着性を向上させます。

(4) 漆喰の準備

専用の漆喰材料を練り、適切な硬さに調整します。伝統的な方法では、天然素材の漆喰を使うこともあります。

(5) 塗布と仕上げ

スパチュラやコテを使って、漆喰を丁寧に塗りつけます。表面を滑らかに整え、乾燥させます。

(6) 乾燥と点検

充分に乾燥させた後、仕上がりを点検します。必要に応じて追加補修を行います。


3. 棟瓦の釘打ちからビス止めへの交換のメリット

次に、屋根の棟瓦(むねがわら)の固定方法についてです。従来は釘を使って瓦を固定していましたが、近年では耐震性や耐久性を向上させるために、ビス止めに交換する施工例が増えています。

釘の問題点

釘は経年劣化や腐食、または振動や風により緩むことがあります。これにより瓦のズレや落下リスクが高まるため、定期的な点検と木の補修が必要です。

ビス止めのメリット

ビスは錆びにくい素材(ステンレスや亜鉛メッキ)を選べば、耐久性が格段に向上します。取り付けも容易で、しっかりと固定できるため、耐震性や耐候性の向上につながります。


4. 棟瓦のビス止めへの交換手順

(1) 作業前の準備

安全な足場の確保と、必要な工具・資材の準備を行います。

(2) 既存の釘の除去

古い釘や固定具を丁寧に取り外します。釘のまわりに割れや腐食が見られる場合、それも併せて修復します。

(3) 下穴の開け直し

ビスを打ち込むために、適切な下穴を開けます。これにより、瓦の割れやひび割れを防ぎます。

(4) ビスの取り付け

ステンレス製のビスや専用の瓦用ビスを使用し、しっかりと固定します。適切な締め付けトルクを守ることも重要です。

(5) 仕上げと点検

すべての瓦がしっかりと固定されているかどうかを確認し、安全性を確保します。


5. まとめ

屋根のメンテナンスは、建物の長寿命化や安全性の確保に直結します。瓦面戸の漆喰補修は、外観の美しさだけでなく防水性を保つために欠かせませんし、棟瓦の固定方法の見直しは、地震や強風時の安全性向上に役立ちます。

定期的な点検と適切な補修・交換作業を行うことで、長く快適にお住まいいただける屋根を維持できます。もし、屋根の状態に不安がある場合は、専門の業者に相談されることをおすすめします。

ご依頼いただきましたN様、毎度ありがとうございます。
屋根・板金・外壁・雨樋工事でお役に立てる事がありましたら
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宜しくお願い致します。

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